キヤノン T90
EOS夜明け前のすごいカメラを見る
AF創世記に生まれたFDマウント最後のMF一眼レフ
2024年になっても、一部の酔狂なユーザーをとりこにし続けるマニュアルフォーカス一眼レフがあります。それは、キヤノンから発売されたT90というカメラです。マニュアルフォーカス一眼レフと分類されてはいるものの、実態はAF以外全部入り。それは外観を見てもわかる通り、こんな見た目のカメラがMF機のはずがありません。MFカメラとしては特異な操作感は、現代のデジタル一眼カメラにもそのまま通用するほど完成度の高いものでした。
※FDマウント最後のMF一眼レフ…国内市場での話。海外市場向けには1990年にT60が発売されている。
外観
これがT90です。2024年現在、当たり前に存在する流線型デザインのルーツはT90が開拓したと言われています。同社のニューF-1は多面体の集合体にカメラの機能が宿った、というような印象を覚えますが、T90は登場当時からその奇抜なデザインでカメラ業界の枠を超えて話題になったようです。
T90の使い方
電源を入れるまで
このカメラは、電源に単3乾電池4本を使用します。T90に使用できる電池の種類は、取扱説明書によれば、アルカリ電池, マンガン電池, ニッカド電池の3種類です。アルカリ電池を使う場合は、買ってきてすぐの、活きの良い電池を使うことを推奨します。できれば液漏れ補償のついた銘柄が良いと思います。希少なT90を壊さないための対策で、最も実施しやすいものです。
カメラのグリップの側面下部に、折りたたまれたノブがあります。それを起こしてOPENの方向に回すと、バッテリーマガジンが取り出せます。マガジンに電池を収納して、元どおりに戻してください。次に、カメラ背面の下部に「L」「A」と書かれたスイッチを見つけます(メインスイッチ)。メインスイッチをAの方向にずらして液晶パネルに表示が出れば、電源が入っています(が、EEEという表示が出ている場合、そのT90は故障していることがあります)。電源が入らない場合は、手順に不備がないか確認して何度かやり直してください。それでも液晶パネルに何も表示されない場合は、やはり壊れていることがあります。
次に電池の状態をチェックしておきます。電池の状態をチェックするボタンは、グリップの後ろ側面にあって、スプリングの効いたプラスチックのカバーに隠されています。カバーには指かけがありますので、人差し指でのけてください。カバーをのけると、ボタンとスイッチが見えると思います。携帯のバッテリーマークのようなアイコンがバッテリーチェックボタンです。これを押し続けてください。
バッテリーチェックボタンを押し続けると、時計の秒針が進むような音が鳴ると同時に、液晶画面が「bc」を表示し、何本かのアンダーラインを表示します。アンダーラインは、3本ある状態が正常です。2本以下の場合は、電池残量が減っていることを表しています。
レンズのつけ方
T90を対物レンズの方向から見て(接眼レンズのある方ではなく)、右下のレバーが押し込まれていないことを確認してください。押し込まれた状態でレンズを取り付けてしまうと、撮影した写真がほぼすべて過露光になります。押し込まれている場合は、レバーをさらに押し込んでから離してください。これでレバーが出てきたら取り付けに進みます。
T90、そしてFDマウントカメラのレンズは接合に2種類のやり方があります。これはレンズの新しさによって異なります。
はじめに、古いFDレンズの場合です。のちに発売されるEOSカメラの接合方式(バヨネット式)とは異なり、レンズの根本にある「銀のリング」を回して取り付けます。銀のリングには、赤い指標が入れられていますので、それをT90の赤指標と合わせてからレンズをボディに押し付けます。気の早いFDレンズの場合、その段階で多少銀のリングが回りますので、止るところまで手で回して固定します。「渾身の力」で回すと、レンズが外れなくなってしまいます。そうするとコブラレンチなどが必要になって大がかりなことになります。取り外しは逆順で大丈夫です。
まれに、銀のリングがすでに回った状態で取り外されているFDレンズがあります。その場合は、赤指標どうしを合わせる前に、銀のリングを左右いっぱいに回してください。キヤノン製FDレンズの場合、レンズの後ろ玉から見て右にいっぱいに回すと、銀のリングにロックがかかってカメラに取り付けることができるようになります。
次に、「ニューFD」と呼ばれる新しいFDレンズの場合です。レンズの赤指標はレンズの後ろ玉付近にあります。その指標をボディの指標と合わせて、ボディに押し込みます。今度は、レンズの鏡胴を鷲掴みにして取り付け方向に回します。取り付け方向とは、カメラに押し付けたレンズを回して手を離したときに、ぼろっと落っこちてこない方向です。取り付け方向に回しきると、レンズが固定されて装着が完了します。レンズを取り外したい場合は、レンズの根本付近にある銀のボタンを押しながら、取り付け方向とは逆の方向にレンズを回します。
これで、空撮りで撮影の練習ができるようになりました。
フィルムの入れ方
これは、一般的なEOSカメラと同じです。フィルム室のふたを開けて、パトローネを入れて、フィルムの先端をマークのあるところまで伸ばしてふたを閉める、というやつです。
T90は、フィルムの筒に記録されている「DXコード」を読み取ります。しかも感度だけでなく、フィルムの枚数まで読み取ってファインダー内に表示してくれる数少ないカメラです。読み取った感度は、フィルム室のふたを閉めた時に、短い時間右肩液晶に表示されます。本来の感度と異なる値が表示されたり、ISOの表示とともに点滅している場合には、フィルム室の下の方にあるISOボタンと電子ダイヤルを使って手動で修正してやる必要があります。
できること 基本編
フィルムを入れた後の、撮影方法
簡単に書くと、以下のような手順で撮影します。
- 「MODE」ボタンで、必要なAEを選ぶ。
- 「METERING/CLEAR」ボタンで、必要な測光を選ぶ。
- ファインダーを覗いて、露出計を読み取る。
- (必要なら)露出補正をかける。
- 構図を整えて、ピントを出す。
- シャッターを切る。
ここからは、T90の撮影機能を洗いざらい解説します。
4モードAE
基本的なAEであるプログラム, シャッター優先, 絞り優先, マニュアルができます。軍幹部にある「MODE」ボタンでは、マニュアル以外のAEが選択できます。マニュアル露出を選ぶには、レンズの絞り環を「A」または「○」から外します。プログラムには、標準プログラムでシフトのできない「Program」モードと、7本のプログラムを自在に選べる「P」モードの2種類があります。
「P」モードのプログラムラインは、望遠用でシャッター速度が速くなる3本、広角用で絞りが絞られる3本、そして標準の1本が用意されています。
3種類の測光
測光は、「中央部重点平均測光」が普段使い用として位置付けられている他に、「中央部分測光」と「スポット測光」が選べます。中央部重点平均にはAEロックがありませんが、中央部分測光とスポット測光は、シャッターボタンを半押しすると即座にAEロックがかかります。そしてスポット測光は、この測光の使いにくさを克服して常用したいとすら思わせるT90ならではの補助機能が使えるようになります。ページ中ほどの「上級編」でねちねちと解説します。
連写機能とセルフタイマー
連写速度は、秒間4.5コマのHモードと、秒間2コマのLモードから選べます。グリップのプラカバーをのけて、セルフタイマーレバーのような形をした部品パーツの真ん中の黄色いボタンを押すと選択できます。このレバーを指で回転させるとセルフタイマーモードになります。セルフタイマーの秒数は2秒と10秒から選べます。この選択は先ほどの黄色いボタンを押すことで行います。
露出補正
フィルム室下部のEXP.COMP.ボタンを押し続けて、電子ダイヤルを回すと設定できます。フィルムを入れていると、液晶画面のフィルム給送バーにかぶさって点滅表示されます。これはメインスイッチを「L」にしていても表示されます。このカメラの露出補正段階は、1/3ステップです。
スポット測光時に露出補正をかけると、ファインダー右側液晶の指標も露出補正分ずれて表示された…と思います。
ファインダーを覗いて見えるもの
T90はマニュアルフォーカス機なので、工場出荷時にはスプリットマイクロのスクリーンが搭載されています。
ファインダー内の情報は、シャッターボタンを半押ししている時だけ表示されます。ファインダーに情報を表示したまま電子ダイヤルを操作したい場合は、右肩液晶近くにある3つのボタンのうち一番大きい右側のボタン、露出読み取りボタンを右手親指で押し続けてください。
ファインダー内に表示されるものは、シャッター速度と絞り値を基本として、AEロックマークの「*」、ストロボ発光マーク、露出補正警告マーク、マニュアルモード警告が必要に応じて点灯します。
ファインダー右側の液晶パネルは、露出のバーグラフとフィルム残量を表示します。フィルム残量計は、パトローネ(フィルムの入っている金属の筒)に刻まれているDXコードから残量を計算して表示しています。10枚以上の残り枚数では「F」マークと何本かのメーターを表示し、9枚以下に減ると数字による減算が始まります。
T90専用ストロボ「300TL」使用時に、FEL機能の演算結果も重ねて表示されることがあります。
以下の状態では、フィルムの残りが9枚以下に減るまで「F」だけを表示します。
- 測光モードでスポット測光を選んでいるとき
- レンズを絞り込んだ状態で露出モードを「Tv(シャッター優先)」にしているとき
- T90の専用ストロボである「300TL」を取り付けて特定の機能を使っているとき
ファインダー情報は、必要に応じて表示されないように設定できます。グリップのプラカバーをのけて、FINDERとかかれたレバーで設定します。このレバーでは、単なるファインダー情報のオンオフ以外にも、ファインダーと液晶パネルを照明するように設定することもできます。
できること 上級編
スポット測光
スポット測光を選択して、シャッターボタンを半押しすると、すぐに1点スポット測光の機能が働き、AEロックがかかります。ファインダーの右側液晶には、AEロックがかかった直後の測定結果をグラフの真ん中に固定ドットとして表示します。その周りを移動ドットが動き回りますが、それはAEロックした露出との差をリアルタイムに表示しています。
シャッターボタンを半押しして始めたスポット測光は、シャッターボタンから指を離すと記憶値が消えます。
スポット測光を補助する2大機能
マルチスポット測光とH/Sコントロールは、スポット測光の使用を劇的に便利で正確なものにします。同時利用も可能です。
マルチスポット測光
スポット測光を何度も行ってカメラに記憶させて、測定結果の平均から露光量を算出します。スポット測光を設定している状態で、シャッターボタンの近くにあるスポット測光ボタンを押すと機能します。
マルチスポット測光の測定は8回までできます。
マルチスポット測光を行うと、測定結果が30秒間記憶されます。30秒間何も操作しないか、軍幹部左のMETERING/CLEARボタンを押すか、シャッターを切った後にシャッターボタンを離すと記憶内容は消えます。
「マルチ」と名前の付く機能ではありますが、1回だけスポット測光を行うために、この機能を使うこともできます。
H/Sコントロール
スポット測光時に操作可能な露出補正機構の一種です。
H/Sコントロールは、1点測定のスポット測光にも、マルチスポット測光にも適用できます。露出計を稼働させた状態で、右手親指側の↓と↑のマークが近くにある2つのボタンを押すとH/Sコントロールが働いて、0.5段ずつ露出が補正されます。また、その様子はファインダー右側の液晶パネルにグラフ表示されます。
軍幹部のMETERING/CLEARボタンを押せば、H/Sコントロールで補正した内容は消えます。ここが通常の露出補正とは異なる部分です。
多重露出
フィルムの同一コマに何回も露光することで独特の写真表現ができる機能です。T90の多重露出は予約式ですので、最初に露光回数を設定します。MODEボタンとMETERING/CLEARボタンを同時押しして、電子ダイヤルの左右でセットします。ボタンを放すと液晶パネルに「ME」の表示と予約露光回数が出て多重露出の準備が完了します。
この状態でシャッターを切ると、予約した露光回数がひとつ減算され、「ME」が点滅し出します。設定した露光回数分シャッターを切るとフィルムが一コマ巻き上げられ、多重露出が完了します。多重露出の途中で、予約した露光回数を増やしたり減らしたりもできます。この時に多重露出回数を空欄にして決定すると、フィルムが1コマ分巻き上がって多重露出が終了します。
安全シフト
シャッター速度優先AEと絞り優先AEを設定中に、露出連動範囲を超えた場合に備えて一時的に設定値を変更する機能です。フィルム室下部のISOボタンとEXP.COMP.ボタンを少しの間同時に押し続けると、液晶パネルに「SS」のマークが出て安全シフトが有効になります。解除方法も同じです。
シャッター速度優先AEを選んだ状態で安全シフトを有効にすると、設定したシャッター速度に対して適正露出になる絞り値が選べない時に、自動的にシャッター速度がシフトして適正露出を得るようになります。
レンズの絞り環をAから外した撮影
T90に取り付けたレンズの絞り環をA(か○印)から外すと、マニュアル撮影等の特殊な撮影ができます。
- T90のMODEをTvに合わせて、露出計非連動マニュアル撮影
- T90のMODEをbuLbに合わせて、バルブ撮影
レンズの絞り環をAから外し、さらに絞り込んで撮影
レンズの絞り環をAから外し、さらにT90の絞り込み機能を使うと、また変わった撮影機能が顔を出します。
- MODEをAv, P(rogram)に合わせて絞り込み、実絞りAE
- MODEをTvに合わせて絞り込み、絞り込み指標合わせ(定点連動マニュアル)
- このほか、バルブ撮影と被写界深度の確認, シャッタータイムラグを微妙に減らす小ネタも。
専用ストロボ300TLと連動した撮影
T90のために設計された専用ストロボである「300TL」を使うと、T90の機能をフル活用した高度なストロボ撮影ができます。私も全てを把握しきれないほどの高性能ぶりで、おそらくフィルム機の中では最高性能だろうと考えています。以下に、できることを簡単に書き出してみました。
- T90、300TLともにプログラムモードにセットして全自動調光・撮影
- 300TLをA-TTL(ダイレクト調光)モードにセットした状態で、シャッター速度優先/絞り優先撮影
- あらかじめスポット測光でストロボの定常発光をはかって適正発光量を記憶する「FEL」
- FELと併せて環境光の測定にもスポット測光を使用し、さらに露出補正やH/Sコントロールを組み合わせる撮影
このほか、300TLだけの操作でできる機能に、
- バウンス撮影
- 発光面のズーム(手動引き出し式)
- 後幕シンクロ
- 省電(SE)モード 待機時にスタンバイモードになり、カメラの操作で復帰する
別売アクセサリー
交換スクリーン
交換スクリーンは、後のEOS 600シリーズ用交換スクリーンと同等のラインナップでした。みんな大好き全面マットや方眼マットもあります。ニューF-1用スクリーンで好評だったブライトレーザーマットは無しです。
裏蓋
コマンドバック90
裏蓋は2種類のオプションに交換可能で、様々な付加機能をT90にもたらします。フィルムの画像内に日付時刻やコマナンバー等を差し込む他にインターバル撮影等も可能にするコマンドバック90、そしてシャッター速度や絞り等の撮影情報を記憶し、MSXパソコンに出力できるデータメモリーバック90があります。データメモリーバック90は、初期EOSのテクニカルバックと同様に超レアアクセサリーですが、コマンドバック90の取り付いたT90の中古はそこそこ見かけます。
レリーズ
レリーズはキヤノンのT50から採用されたソケットに適合する「60T3」が使えます。
縦位置レリーズボタン
T90のレリーズソケットにねじ込んで使うようです。私は実物を見たことがありません。
メーカー改造等
T90が現行機種だったころ、サービスセンターによって行われていた改造サービスです。
シンクロソケット増設
ボディのペンタプリズムを収納する部分に穴を開けて、そこにシンクロソケットを設ける改造です。スタジオ撮影にT90を使う際に便利になります。
フィルムのベロ出し設定
フィルムの自動巻き戻しをする時に、フィルムの先端を巻き込まずに残しておき、フィルムをすぐに引き出せるようにしておく改造です。この改造は、T90を分解した時に有効・無効を切り替えられるようです。
主観に基づいた記述
T90は難しいのか?
ここまで、T90でできることをたくさん書いてきました。文字に起こしてしまうから、T90は超ハイスペックカメラなので選ばれた人間にしか取り扱えないんじゃないかとか、恐怖感も湧いてくるわけです。でも、私はそんなことは関係無しに、T90に興味が湧いたなら一度触ってみればいいのではないか、と思っています。T90には豊富な撮影補助機能が備わっていますが、そうした機能は必要になった人だけが使えばよろしいのであって、よくわからなければ、もっとも万人向けの設定である「中央部重点平均測光とProgram」で写真を撮りまくればいいのです。T90は優れたインターフェースを備えているので、不必要な操作ボタン類は触っても効果がないようになっています。T90のデザインにはそうしたおおらかさがあります。
故障などの問題点
EEE(HELP)問題
T90のシャッターを切ろうとしてレリーズボタンを押すと、雰囲気ではシャッターが正常に降りたように感じますが、低速巻き上げの音に続いて「EEE」を液晶パネルに、「HELP」をファインダー内LEDに表示する問題です。シャッターの制御機構に発生するトラブルのようで、T90の故障の大半がこれと言って良いのではないでしょうか。この他にも、年式の問題で不可解な故障を起こしているT90があるようです。EEEは分かったから表示を元に戻してくれ、という場合は、バッテリーチェックボタンを押してください。
この問題はまだ修理できるようです。
EEE(HELP)問題 参考ビデオ
バッテリーマガジンのツメ折れ
バッテリーが取り出せなくなります。電池の液漏れでプラスチックの強度が落ちても、この問題が起きやすくなります。
ダンパ溶け
初期のEOSに共通する問題が、一部のT90に発生します。私が所有していたT90には現象を確認できませんでした。
どこに売っているか
ハード・オフ等のリサイクルショップでは、あまり見かけないカメラです。中古カメラ専門店でも見かけなくなりました。偵察の候補に入れておけば、少しは発見しやすくなるでしょう。
動作品は万単位の値段が付きますが、千単位の不動品もある場所にはあるようです。
サウンドコーナー
T90の作動音を録音しました。
- フィルム装填
- 後のEOS-1系のフィルム装填音と似ています。
- 一枚シャッター
- 電池が十分にあるときの、SINGLE(一枚撮り)もしくは高速連写モードの音です。
- 一枚シャッター(低速)
- 低速連写モードは、任意で選ぶこともできます。
- 巻き戻し
- 巻き戻しはそこそこの速度で行われます。これは27枚撮りフィルムの巻き戻し音です。はじめに聞こえる動作音はシャッターが切れる音で、実際の巻き戻しはその後に聞こえる音です。
ムービーコーナー
T90のシャッター音を録音すると同時に、液晶パネルの様子を撮影してみました。動画はYoutubeに公開しています。このページ内でも再生できます。
このページについて
2016/7/11 初版。旧サイト「知的道具との戯れ」内のコンテンツ http://www7b.biglobe.ne.jp/~iimura/si/si002.html として公開。
2017/9/15 旧サイトを消去。
2024/5/1 サルベージ作業を開始。ページ内容をほぼそのまま移植した。文章の修正はこれからの予定。
2024/5/4 「ファインダー内の情報表示」あたりまで文章を見直した。
2024/5/6 「ファインダー内の情報表示」→「ファインダーを覗いて見えるもの」に変更。CSS手直し。画像を増やした。
2024/5/7 スポット測光の文章を見直している。
2024/5/26 一通り見直し完了。
2024/11/16 EEE問題を撮影した動画を追加。